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「しっぽとり」で子供の運動能力を伸ばそう!

こどもと公園遊びしていて、遊びのレパートリーに困ることありませんか。

そんなとき、役に立つのがアレンジ鬼ごっこ!

いろいろとルールを作って遊ぶことで、子供といつでもどこでも遊ぶことができます

そんなアレンジ鬼ごっこの中で今日ご紹介するのは「しっぽとり」です。
(「しっぽとり」以外のアレンジ鬼ごっこはコチラの記事で紹介しています!)

「しっぽとり」により以下のような力を養うことができます

  • スポーツにおけるポジショニング力
  • 相手の動きを読む観察眼
  • 瞬発力と俊敏性(サイドステップで速く動く)

「しっぽとり」のルールはとっても簡単!3歳から楽しめる!

しっぽとりのルールはとってもシンプルです。

  • ハンカチやタオルなどを「しっぽ」にして、ズボンの後ろ側に挟みます。
  • 逃げてよい範囲を決めます(その枠の中で動くことでゲーム性が増します。)
  • あとは全員で「しっぽ」を取り合います。
  • 複数で行う場合は「しっぽ」を取られたら枠の外へ

しっぽにするものがなければ、お尻をタッチするというルールでも大丈夫です。ちなみにこのルールのとき、僕は「おしりぺんぺんゲーム」と言っていますが、子供はこの響きだけで大興奮です。

また、人数が多くなってきたら、チーム戦にして、相手から「しっぽ」を取ったら、味方に渡して、味方が枠の中に戻れるなど、自由にルールを作り替えていっても楽しいかと思います。

「しっぽとり」にトレーニング要素を!サイドステップを子供に教える!

しっぽを取られないようにするには、パワーポジションをとりながら、サイドステップで相手にお尻を見せないように動くのがコツです。

ちなみに、サイドステップのコツは「カニ歩き鬼ごっこ」の記事でも紹介していますが、以下のことを意識するとよいかと思います。

  • 膝を軽く曲げて、お尻を後ろに出して高めにキープする。
  • 両ひざを軽く内側に入れて、肩幅より大きめにスタンスを取る
  • 頭が上下に動かないようにする
  • 足は大きく踏み出さず、ステップを細かくする
  • 両腕でしっかりバランスを取る

こどもにサイドステップで逃げるように教えてあげると、枠の中で頭を使って逃げるようになります。

最初の方は、枠の角にすぐ追い詰められてしまい、こどもが逃げ場所をなくすのですが、大体の子供は枠からでて逃げてしまったりします。

ルールを守るからこそスポーツはみんなが楽しいので、将来、子供が友達とスポーツを楽しむことを意識して、優しく何度も線を出てはいけないことは声掛けをしてあげましょう。

一緒に遊んでいるうちに、線をはみ出ないようになりますし、端に寄せられたらダメだということを無意識に学んでいくと思います。

また複数人で行う場合は、一人の相手に気を取られていると別の人に取られてしまうので、周辺視野を働かせながら、動く必要があり、より高度な運動となります

この「しっぽとり」は運動量を確保しながら、運動神経を伸ばし、運動するときに必要な頭も使える一石三鳥の遊びです。

ずっと同じ遊びをすると子供は飽きてしまいますので、アレンジ鬼ごっこでどんどん遊びを変えてあげることで、飽きずにいっぱい動くことができます。

子供の様子を見ながら、成長に合わせていろいろな遊びを一緒にしてあげてくださいね!