
目次
こどもと公園で遊ぶ時の定番「フリスビー」。
「フリスビー」はもともとは金属製のパイ皿を投げるというワイルドな遊びだったって知ってましたか?
フライングディスクの起源は、1940年代に、アメリカ合衆国コネチカット州にあるエール大学の学生が、キャンパス近くの「フリスビー・パイ」というパイ屋のパイ皿を投げて遊んだことが起源とされています。そして、その金属製パイ皿を投げて遊ぶ姿を見たウォルター・フレデリック・モリソンが、1948年にプラスティック製の安全なディスクを作ったのが始まりです。その後、製造・販売の権利をモリソンから取得したワーム・オー(WHAM-O)社が1959年に”Frisbee”の名称を登録商標として売り出したことから世界中に広まりました。
出典:一般社団法人 日本フライングディスク協会
そもそもこのフリスビー、子供の頃に遊んだっきりという方も多いのではないでしょうか。
私がフリスビーと言われて思い出すのは、子供の頃、プラスチックのフリスビーが顔に当たって、「痛いからもう二度とやりたくない!!」と大泣きした思い出。
いま思うと、せっかく公園に連れてきてくれた親に悪いことをしたなぁと思います。
そんな私ですが、公園で楽しそうにフリスビーで遊ぶ家族を見て、長男(6歳)、次男(3歳)と3人でやりたいなぁと前から思っていました。
フリスビー教室ですぐ投げられるように!簡単な動作で遠くまで飛ぶので、子供も面白い!
子供とフリスビーをするとき、どうやって教えようかなぁと思っていたら、地元のスポーツイベントでフリスビー教室があることを発見。
早速2人を連れていってみることにしました。
フリスビー教室で知ったのですが、いまは定番のプラスチックのものから、スポンジのように柔らかいものまで、本当にいろいろな種類のフリスビーがあるんですね。
子供も形や素材や色が違うフリスビーに目を輝かせて次々にいろんなものを投げています。
インストラクターのお兄さんの教え方が上手だったのか、3歳の次男もすぐに投げられるようになりました。
ちなみにお兄さんは、「こうやってすぐにできるようになるところがフリスビーのいいところ」と謙遜していました。
ちなみにインストラクターのお兄さんに教えてもらったバックハンド(想像する一般的な投げ方ですね。)の投げ方のコツは以下のとおり。
- 投げる方向に対して体を横に向ける
- ディスクは胸の前から投げたい方向にまっすぐ水平にスイングする。
- スイングに合わせて前足をステップすると、こどもはリズムがとりやすい。
まずは楽しく子供たちが楽しそうに投げていたのが、「エアロビー スプリント」というドーナツ型のフリスビー。


ドーナツ型で薄いこのフリスビーは飛距離が出やすく、子供の力でも遠く飛ばせるのが魅力のようで、投げ始めはこれで教えてあげるとこどもが面白がって飛ばすんだとお兄さんが教えてくれました。
ただ、フリスビーを2人で投げ合って遊ぶのであれば、柔らかくて厚みのある「ドッジビー」か「ソフトソーサー」の2択。当たっても痛くないし、キャッチしやすくてオススメとのこと。
ちなみにネット上では、この「ドッジビー」が「ソフトソーサー」よりもよく売れているようです。


なので、しばらく「エアロビー スプリント」で投げて拾いにいくのを繰り返したあと、キャッチの練習をするために「ドッジビー」と「ソフトソーサー」でキャッチの練習をしてみることに。
ここで気づいたのは、水平に投げるなら、「ドッジビー」よりも「ソフトソーサー」のほうが簡単だということ。
「ドッジビー」はフタみたいな形をしていて、フチを掴んで投げようとすると、子供の手には水平にフリスビーを保つのが難しいようです。
ということで、期せずしていろんな商品が試せた我が家ですが、買うなら「ソフトソーサー」かなという結論に。
ちなみにこのフリスビー教室には30分~40分くらいいましたが、兄弟ともに、なんとなく投げる格好も様になり、キャッチも柔らかいフリスビーなら、掴めはしないけど、避けたりはせず、キャッキャと追いかけたり、手で弾いたりして遊べるようになりました。
長男のときもそうでしたが、次男(3歳)はボールを多少投げることはできてもボールが飛んでくると体が強張ってそのまま体で受け止めちゃうみたいな感じだったので、このフリスビーを避けずに掴もうとしたり弾いたりしている姿は、個人的にかなり衝撃でした。
ボール投げの前にフリスビーで落下地点に移動して取る感覚を鍛えるといいのかなとふとおもった瞬間です。
ボーネルンドのソフトソーサーを買ってみた!
家に帰って早速「ソフトソーサー」を注文。
次の週の週末に「ソフトソーサー」を持って子供たちと公園に出かけました。
しかし、この日はあいにく風がありました。
体育館ではわからなかったのですが、風が強いと厚みがあって軽い「ソフトソーサー」は風に流されてうまく投げられません。
思い返せば、前回遊んだのは体育館。風のことは全く考えていませんでした。
その日は子供たちと消化不良のまま家に帰り、それ以降は、いろいろ持っていく遊び道具の一つとして、風のない日にたまに遊ぶくらいの使い方になっていました。
それでも、特に長男のほうは飛んでくる物体に対する恐怖感もだいぶなくなってきた様子で、体育館で使っていたドーナツ型のフリスビー「エアロビー スプリント」が欲しいと言い出しました。
でも「エアロビー スプリント」は体育館でもそこそも飛んでいたので、都内の公園でやるとどこかに行ってしまいそう…。
なので、子供のために代わりのフリスビーを探すことに。
そして色々とネットで口コミをみて、選んだのが「エアロビースーパーディスク」という商品。
ポリプロピレン樹脂でできているので、柔らかく、当たっても痛くありませんし、ディスク上になっていて安定している上に、子供の力なら跳びすぎてどこかに行ってしまうこともありません。
当然それなりの重さがある一方で薄いので、風の影響も受けにくいです。
ただ、「ソフトソーサー」のときは子供が胸に抱きかかえてとることもできたのですが、これは、抱きかかえるのではなく、手で取る必要があるので、手の小さな6歳児にはまだまだキャッチをするというところには至らず、近くまで走って追いかけていくというのがせいぜいのようです。
今回、フリスビー教室をきっかけにいろいろなフリスビーを投げる機会があったことを思い出し、フリスビーについて書かせていただきました。
フリスビーキャッチは小学生にならないとまだまだ難しいかもしれませんが、投げると走っておいかけてくれるので、子供を楽しく走らせたり、落下地点を見定めて動くといった予測力を鍛えることもできます。
年齢や運動能力に合わせてフリスビーを用意してあげることで、フリスビーは子供が小さい時から、遊べます。
また、小さな力で遠くまで飛ばせるため、こどもがとても楽しく遊んでくれるのも魅力です。
今度の休日はフリスビーをもって、広い公園に出かけて思いっきりフリスビーを投げてみるのはいかがでしょうか。
本日の私のオススメのフリスビーはこの3つ!
ボーネルンド ソフトフリスビー(1,870円)
子供が躊躇なく抱きかかえてキャッチできるのがよいです!ただ、風の力を受けてどこかに飛んで行ってしまうので、無風の時がおすすめです。
エアロビー スーパーディスク(2,090円)
ある程度風の日でもまっすぐ飛んでいきますし、素材も柔らかいので当たっても痛くありません。ただ、上記のソフトフリスビーと違い、手で取る必要が出てくるので、手が小さい子供にはキャッチはなかなか難しいかもしれません。
エアロビー スプリント(1,430円)
最初の投げるだけの練習に。遠くに飛びやすいので、子供の興味をひきやすいです。慣れてくると飛びすぎてしまうのでコントロールが悪いうちは、こどもがあらぬ方向に投げて危ないかもしれませんので、広いところで!あと、子供にとってキャッチは結構怖いと感じるようです。
(参考)我が家の公園遊びグッズの一部をご紹介!
けんけんぱ専用のリング | スピードリング |
柔らかくて当たっても痛くないボール | ジュニアサッカーボール |
100円ショップで買えるお手軽ボール | カラーボール |