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机に向かって「めいろ」をやろう!勉強感を出さずに始める

3歳の次男は、えんぴつで画用紙にお絵描きするのが大好き。

こどもえんぴつのおかげで正しい持ち方もできるようになり、だんだん筆圧もついていきました。

長男のときの経験則からすれば、そろそろ机に向かって勉強する習慣をつけられる頃です。

少し話はそれますが、勉強習慣をつけるために、ダイニングテーブルでもこども机でもなんでも構いませんが、いつも同じ机に向かって鉛筆を使うことを徹底することが大切です。

さて、本題に戻ってドリルに取り組んでもらう方法ですが、やり方は簡単。

まずは机で楽しくお絵描きしてもらいます。

そしてそれを少し見守った後、集中力が切れる前にすっと迷路のドリルを差し出すだけです。

ドリルが切り離せないタイプだと、勉強感がでるので、びりっと破けるタイプのドリルがおすすめです。

最初は迷路の意味が分からなかったり、運筆がうまくいかなかったり、明らかに目の前が行き止まりなのに突っ込んでいったりと、もう、大人からみれば口出ししたいことは数秒に1回くらいでてきますが、迷路が書いてある紙に落書きしているくらいの気持ちでじっと見守ってあげてください。

「めいろって楽しい!」が「ドリルって楽しい!」に

長男も次男も数回やるうちに迷路のルールを理解して、「次もやりたい!」と言いながら次々と迷路ドリルをこなしていました。

だんだん目の前で迷路ドリルを見せて目の前でドリルのページを切り離して渡してあげることで、「目の前にあるドリルというものは楽しいもの」と感じてくれるようになります(我が家はなりました。)。

机に向かって、えんぴつと頭を使って何かをするという行為を習慣化していくきっかけとして、すぐできるようになる迷路は達成感も得やすく、勉強の助走としておすすめです。

また、幼児がめいろに取り組むと以下のような効果があるといわれています。

  • 運筆力がつく
  • 先読み力や考える力がつく
  • 忍耐力がつく
  • 集中力がつく

勉強においてトライ&エラーを繰り返す力はとても重要な要素だと思うのですが、めいろは、こどもにそのことを伝えやすいお勉強だと思います。

「やっててよかった公文式!」の「めいろドリル」が使いやすい。

我が家で使っていた迷路は無難ですが、公文のめいろ

ページごとに破って渡せるのと、シールを貼る欄があって、こどもができたらシールを貼らせてあげるとシールを貼りたいがためにもう一枚やりたがったりするということもあったりします。

次男は3歳半ですが、なんとなく長男よりも発達が早い気がしたので、いきなり4歳~5歳向けの迷路を買いました。

それでもスラスラやっていたので、こどもの発育を見ながら、対象年齢より上のものを買ってあげるということもありかなと思います(長男は一人目でよくわからなかったので、対象年齢通りに買ってきましたが、長男に関してはそれが正解だったように思います…。)

運筆力を鍛えることで、その後の勉強がスムーズに!まずは机に向かう習慣をめいろで楽しく身に着けよう

どうしてもドリルでお勉強というと、平仮名を書いて覚えたり、足し算引き算をできるように反復練習したりというイメージが強いですが、そういったお勉強に取り組む前に、運筆力を鍛えるのはとても大事です。

特に平仮名は運筆力を鍛える前に教えても、子供も頭のイメージと同じように書けないので、とてもフラストレーションが溜まりますし、親も色々と口出しをせざるを得なくなり悪循環なこともあります。

我が家の長男のときはまさにそれをやってしまって、勉強を遠回り。

ひらがなドリルをやめてめいろドリルをしてもらうということをやりました。

ドリル学習はしばらくの間、子供の勉強の中心的な位置づけになりますので、いかに楽しいものだと思ってもらえるかが大切です。

まずは、こどもが遊び感覚でできる迷路から、じっくり取り組んでみてくださいね。

また、ドリル学習を進めるにあたり、運筆力を鍛えるのと並行してお勉強しておいてもらいたいのが、数量の概念です。数量の概念については、こちらの記事でご紹介しているので、もしよろしければご覧ください。