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そもそも数量の概念をそもそも理解していないことに気づけなかった。
もうすぐ新一年生になる長男に教えるのが一番難しかったこと。
それが数量感覚です。
長男は2歳くらいで「いーち、にー、さーん、・・・・さんじゅう」と数えることが出来ました。
また、「3つたべたい」とか、「10こちょうだい」とか、普通に会話で使う分には全く問題なく聞こえました。
なので、自分の子供ながら、我が子は数字に強いんだなぁと思っていました。
しかし、それが勘違いだと気づいたのは3歳になりドリルで「数字の合成・分解」という単元を勉強し始めたときでした。
「あめが1つ、チョコレートが3つ、合わせていくつあるかな?」
「うーん10!」
「チョコレートを3つ持ってて、1個あめをもらったらいくつかな?」
「じゃあ2!」
「え、なんで減っちゃった?」
「んー、100!」
いきなりちんぷんかんぷんなことを言っている長男をみて、ようやく、数字が量を表す概念だということをほとんど理解していないことに気づきました。
結局、チョコを3つ並べ、あめを一つ持ってきて、指差しをしながら一緒に数えるのですが、数字の概念を理解しているわけではなく、数唱しているだけのように見えます。
手を変え品を変え、色々な方法で教えてみたのですが、数字の概念を理解しているようには見えません。
もしかしてうちの子に能力的な問題がある?
比較してはいけないと頭ではわかりつつ、周りの友達はそれなりにできているように見えて、自分の子供のあまりの出来なさに、妻とも真剣に悩んだものです。
100珠そろばんを買って、玉を動かしながら数唱したり、何でも一緒に数えたりと、短期間で解決しようと思ってしまいました。
でも親の心配をよそに、100珠そろばんはじゃらじゃら珠を動かして遊ぶばかり。
トミカを数えてもらえば、2つのトミカを指して、「いーち、にー、さーん、しー、ご!」と絶叫。
ただ、数量感覚を教えるのがこんなに教えるのが難しいとは思っておらず、正直、こどもに問題があるのかと思うほどでした。
数量の概念を教えるのは子供にスポーツを教えるのと同じ
それでも、めげずにドリルや日常生活で数を数える練習を続けるしかありません。
結局長男は、数か月くらいかけて、、数量の概念を理解したようです。
一方で、次男は3歳になってすぐに教えなくともトミカを数えられたり、数の合成も難なくこなしていました。
最近では、次男はサイコロ遊びで数量の概念を捉えるトレーニングを遊びながらやっています!(詳細は、「サイコロゲームで子供と楽しむ!いつでもどこでも数遊び!」をご覧ください!)
数字の概念はスポーツと同じ。シンプルな反復練習をできるまでやり続ける。
これが結局一番大事だということを学びました。
大きな数字の概念はまだまだこれから
いまでも長男は大きな数字になってくると数量感覚が途端になくなってしまうようです。
考えてみれば数字という記号と数量を感覚的に結びつけるというのは、大人が十進法以外の方法で数字を数えるのと一緒でなかなか難しいことです。
9まで数えたら次は10の位、99の次は100の位といった位の概念を教えていく必要があります。
こういった、大きな数字や位の概念や感覚はこれからまた、長男と一緒に試行錯誤が必要そうです。
今考えているのはお金を使うことを考えていますが、その理由はまた別の記事で書こうと思います。
お子さんに数量感覚はありますか?気づいた日から一緒に数量の概念をトレーニングしていきましょう!
お子さんの得意・不得意によるのかと思いますが、数量感覚を身に付けるのは思った以上に時間がかかるということを理解できていなかったことは我が家の反省点です。
正直、我が家はスタートダッシュを切れたとはいえませんし、これから数量感覚を鍛えていってあげないといけないと考えています。
我が家の反省も踏まえて、子供の数量感がないと気づいたら、普段から意識してトレーニングしていってあげてくださいね。