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英語をアプリで勉強するなら?
昔は参考書解きまくって文法覚えて、CDでリスニングして、英会話教室に通ってスピーキングを…みたいな、感じでしたよね。
30代になってから一念発起、英語を勉強しようとしてみたらいまはスマホひとつで勉強できるんですよね。
この2年間1000時間勉強するなかでいろいろとアプリも試したですが、自分の中で特に使い込んだ2つのアプリを、みなさんに紹介したいと思います。
使ってみたのは以下のアプリです。
- スタディサプリENGLISH(使用時間360時間)
- トーキングマラソン(使用時間100時間)
2つのアプリを比較!スタディサプリENGLISH

スタディサプリENGLISHは自分のレベルに合わせて、総合的に勉強できる!
スタディサプリENGLISHは、スマホ一つであればよく、5分の隙間時間を有効に使えるのが魅力です。
ネットサーフィンをちょっと我慢してこのアプリを立ち上げる癖をつけることで、勉強時間を確保できます。
アプリで勉強した時間を自動的に集計してくれるので、勉強時間を積み上げで管理していけるのもモチベーションにつながります。
TOEIC対策、日常英会話、ビジネス英会話の3つのコースがあり、日常英会話はTOEIC対策、ビジネス英会話のいずれかを契約すると自動的についてきます。
TOEIC対策は話す練習をすることはできませんが、リスニング、リーディング、文法力をバランスよく伸ばすことができます。
TOEIC対策を一通りやってからビジネス英会話に取り組むのが王道ですが、TOEIC対策が全く分からないということであれば、日常英会話から始めるとよいかと思います。
僕は中学英語まではそれなりにできていたので、TOEIC対策から始め、ビジネス英会話に移行しました。
ビジネス英会話は計240スキットが一つのストーリーになっていて、物語を楽しみながら勉強することができます。
1つのスキットに①ヒアリング、②ディクテーション、③シャドーイング、④瞬間発話プラクティスなど様々な角度から英会話をするために必要なトレーニングをしていきます。
シャドーイングや瞬間発話プラクティスは発話して自分の声をあとから聞くこともできますが、外ではなかなか声が出しづらいということがあれば、発話しないモードにして、口元でぶつぶつつぶやくだけでも十分効果があります(僕はそうしていました。)
一つ注意点があるとすれば、ビジネス英会話のコースは文法の解説動画がひたすらに残念ということです。
英語は1文に使う単語数を少しづつ増やしていくことで、いろいろな表現ができるようにしていく必要があるのですが、英語ネイティブでもない日本人は、文法を理解したうえで、英会話をしていかないと上達が一定レベルで止まってしまいがちです。
一番良いのはTOEIC対策とビジネス英会話のコースを同時にやることですが、いずれも月額3,000円くらいかかるので、僕はビジネス英会話のコースと合わせて、TOEICの文法アプリをやっていました。

トーキングマラソンは英語を話すことにフォーカスできるシンプルさを追求。英会話に対する心理的ハードルをぐっと下げられる。
トーキングマラソンは、英語の映画・ドラマ、フレーズ集を徹底分析して制作した「キクタン英会話」の520個の頻出フレーズをベースに作成された会話シーンを使います。
一人の人物になりきって、相手との会話に応答する形で英語をスマホに向かって話していきます。
自分の発話パートが日本語で表示されたら6秒以内に英語でマイクに話すと、音声認識で判別した結果を視覚化してくれます。
これもスタディサプリ同様、一つのスキットが5分くらいなので、隙間時間に取り組むことができます。
毎日午前5時と午後17時にスキットが更新され、更新されるとその時間に取り組める3つのスキットが出てくるので、アプリを開いて、何から始めようとか余計なことを考えることなく、すぐに発話を始めることができます。
最初は、「あれ、こんなことも言えないのか。」とか、「言ってるのに全然認識してくれない」とか凹むことも多いのですが、だんだん話せるようになるのが楽しいです。
ただ、ひたすらにアウトプットに集中するアプリなので、文法の説明はほぼなく、1文も短いものが多いです。
なので、英会話初心者が発話することに対する心理的なハードルを下げるにはぴったりのアプリと割り切って使うのがおすすめです。僕はお昼休みに会社の会議室にこもってスマホに話しかけていました 笑
英会話に通う前に、このアプリで数か月練習してから通うと、英会話スクールでもよいスタートダッシュが切れるだろうなと思います。
発話しないといけないので、スタディサプリENGLISHと比べてできるところが限られますが、スタディサプリのTOEIC対策の後にこのトーキングマラソンを使うと効果的かなといま振り返ると思います。
スタディサプリとトーキングマラソンだけで、TOEICテストは780点に!
実はTOEICの点数を取るために勉強していたわけではないのですが、この2つだけで、点数は飛躍的に伸ばすことができました。英語でのコミュニケーションも苦労はしますが、なんとかなるレベルには引き上げることができます。
ある程度、じっくり英語に向き合えるなら、以下の順番でアプリを使ってみてください。
スタディサプリ(TOEIC対策)→トーキングマラソン→スタディサプリ(ビジネス英会話)
この2つのアプリは画面のデザインやボタン配置もよく考えられていて、勉強に集中しやすい環境をアプリが提供してくれます。
英語の勉強は始めたいとおもったときがはじめ時です。いずれも無料体験できるので、まずは気軽に試してみてくださいね!