
双六などでも使うサイコロ。案外、家にないという方も多いのではないでしょうか。
サイコロは実はいつでもどこでも子供と遊べるおもちゃです。
家で遊ぶのはもちろん、バッグにいくつか忍ばせておくと外出先でも子供と遊びながら数字に強い子を育てることができます。
この記事では、いろいろなサイコロ遊びを紹介します!
色々なサイコロ遊び
数字の大きさ比べ
サイコロで出た目の大きい方を答えるという、3歳くらいから出来るシンプルな遊びです。
普通にやると飽きがちな遊びですが、サイコロを子供に振らせてあげるだけで、楽しく遊べます。
丸の数を数える動作も必要なので、小さい子供が数量の概念を学ぶのにも最適です。
(数量の概念については、「数唱できても数量の概念が理解できていない?数量感覚をトレーニングしてあげよう!」をご覧ください!)
サイコロを増やして大きい順に並べてもらったり、小さい順に並べてもらったりして遊ぶこともできます。
サイコロ積み
単純にサイコロを積み上げていく遊びです。
サイコロの大きさを、小さくするほど巧緻性が求められます。
積み上げるときの数字の目を揃えたり、1→2→3と並べてみたりと規則性を体感することも出来ます。
規則正しく積むと、その隣の目や反対側も規則性があることを発見したり、小さい子には発見がとても多いと思います。
そういう意味では、3~4歳くらいのときに大きめのサイコロを用意してあげてあげると、遊びやすいです。

カップシャッフル
親は紙コップを3つ並べてその一つにサイコロを入れて、順番を素早く並び替え、こどもはどこに入っているか当てます
子供の動体視力は小学校入学くらいから急速に発達し、成人した頃にピークを迎えると言われています。
なので、小学生くらいになるとよっぽど親が上手にやらない限り、すぐ当ててしまいますが、未就学児にとっては動体視力を鍛えるトレーニングにピッタリです。
我が家では長男がカップを動かす役、次男が当てる役をして二人で仲良くやっています。
サイコロ足し算、掛け算
サイコロを振って出た目を計算して、数字を早く答えた人が勝ちです。
サイコロの数を増やして行けば気軽に難易度をあげていくことができます。
セブンアップ
これは人から教えてもらった遊びで有名なんだそうですが、我が家でも相当盛り上がったのでご紹介します。
サイコロを2つと、コイン(我が家では1円を洗って用意しています。)を1人21枚と中央に21枚くらい準備します。
サイコロを振って出た目の合計によってコインを以下のように動かしていきます。
合計が7 →中央のコインから7枚もらえる
合計が7以外→7と出た目の差を中央に戻す
一人のコインが0になったら残りの人が勝ちです。
小さい数字の足し算・引き算を遊びのなかでたくさんすることができます。
外出先でも気軽に出来るサイコロ遊び
サイコロはとても小さいので、レストランなど机があるところならどこでも気軽に遊ぶことができます。
こどものときから数に親しむことで、算数などにも前向きな気持ちで取り組めますし、小学校一年で苦手意識をもたないようにしてあげると、その後の勉強がこどもにとっても楽しいものになります。
小さい数字であれば、サイコロで遊びながら感覚を掴んでいくとよいですね。9面体のサイコロなどもあるので、大きな数字でも、子供が楽しんでくれるなら取り込んでみても良いかもしれません。
普通のサイコロは100円ショップなどでも買うことができますので、ぜひ買って子供と遊んでみてくださいね!